トマトは吸肥力が強く、土中の肥料をどんどん吸収します。
元肥は少なく(無くても良い) 追肥で調整するようにする
トマトの肥料過多により茎が12mm以上になると、果実のつきが悪くなります。茎の太さは8~10mm(鉛筆の太さくらい)で、痩せてみえる程度がベター
茎が太くなったら窒素過多を疑うべし
肥料の施し過ぎは、収穫を減らし、病害虫発生の原因ともなります。
窒素過多により茎が通常の3倍以上の太さの状態です。
肥料は少なめ少なめで少しづつ足し算をするように与える
急激にチッソの吸収が進み、草勢が強くなると、チッソ過剰症状の1つとして、生長点付近の茎に茎割れが見られます。
着果負担の少ない生育初期に、多く発生します。症状が見られたら、栄養を分散させるためにその下のわき芽を残し、その後はわき芽を伸ばして、これを主枝に切り替えます。
毎年のようにメガネ症状が出る場合は、元肥のチッソ成分量を少なくし(前作の肥料も考える)緩効性肥料主体に切り替えます。1~2本の芽かきを遅らせたり、1回の追肥の量を減らすといった対策も必要でしょう。
大玉トマトの場合は、低段でしっかりと実をつけることが重要
今回の窒素過多による「トマトがあばれてくる」症状に対してマルチを剥がして、もみ殻を投入して実験を行ないました。
もみ殻を混入して小松菜の種まき
小松菜の芽が出ているのが確認出来ます。
約1ヶ月後に伸びた茎はだいぶ細くなりました。
低段果房での尻腐れは、チッソ過剰の場合、その拮抗作用によりカルシウム欠乏の状態になることで発生します。一方で上段の尻腐れは、水分不足でカルシウムが十分吸えなくなることが主な原因です。…(省略)…上段の尻腐れ対策には、1株当たりの潅水量を増やしたり、カルシウム入りの葉面散布剤を用いたりすると、症状の拡大を抑えることができます。
低段果房での尻腐れ=チッソ過剰(その拮抗作用によりカルシウム欠乏の状態になることで発生)
上段の尻腐れ=根からカルシウムを十分吸えなくなることが主な原因
上段の尻腐れ対策には、1株当たりの潅水量を増やしたり、カルシウム入りの葉面散布剤を用いたりすると、症状の拡大を抑えることが出来る
※ こちらの文章の一部ははネットで見かけた文章を自分なりの解釈で文章にしてあります。
(毎年、大玉トマトで窒素過多による変形の症状が出るので自戒&忘れないように記載しています。)
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