2019.4.7 今回植えるのはこのイモです。
ヤマイモの特徴
- 連作は出来ない 最低3~4年は空ける
- 適正pH 6.0~6.5
- 苦土石灰は控えめ
- 肥料も化成肥料は使わず堆肥の方が良い
種イモに肥料が触れないようにする(肥料焼け) - クレバーパイプを使う場合はクレバーパイプ内の土は赤土・真砂土
- 案内棒が必要(竹串なり適当な枝なり25~30cm程度の棒)
- 梅雨明け後の7~8月は乾燥しすぎないよう株元をワラや腐葉土で覆う
クレバーパイプで知ってます?
イサムちゃんも調べるまで知らなかった。。
こんなのです。
ネットで買うといつ届くか分からないので近くのホームセンターのあちこちに電話で問い合わせをしました。
「山芋の クレバーパイプってありますか?」
電話に出られた方のほとんどが? ?? ???
「ちょっと何言ってるか分からない!?」(サンドイッチマン、富澤風)的な返しでしたね
で、結局店舗で在庫を置いているところが無かったのでネットで購入
クレバーパイプが届く前の準備 2019.04.13
違う角度から、以前の石取りした部分より深く掘ったために石がゴロゴロ出てきます。
17:00 クレバーパイプが届きました。(母ちゃんに自宅に届いたので持ってきてもらった)
クレバーパイプの長さと角度を付けるため更に深く掘ります。
推奨は10°~15°です。
土探し
パイプ内の土は無菌の山土で赤土、または真さ土を入れるとあったので、この日の作業はここで終了して土の買い出しに行きます。
近所のコメリに行ったら赤土も真砂土も無く・・・
ビバホームに電話して聞くもやっぱり在庫は置いてないとの事
困った。。 ここまで用意して・・・・
あとはふて寝しかないから酒飲んで寝ました。
おしまい・・おしまい♪
ってそんな事あるかぁ~い!?
酒飲んで寝たとこまでは本当だけど、寝ている間もヤマイモ対策を考えていて結局夜中に起きてアイパッドで調査!
ここんとこず~~っとヤマイモを調べてたけど、今回は違う形で検索「やまいも 赤玉土」 すると赤玉土で代用が可能って記載がありました。
いざ植付け 4月14日
早速行動開始! と言っても朝方まで調べてから寝たので開店と同時とはいかなかったが10時過ぎには赤玉土購入!
クレバーパイプを使う際には案内棒(30cm)が必要なので短い支柱で代用します。
(家のサイバシとかだと20cmくらいでダメだったぁ)
15cm部分(ヤマイモの芽がくる高さ)
20cm部分(ヤマイモに掛ける土の高さ)
クレバーパイプ・クレバーパイプに入れる赤玉土・クレバーパイプを縛る紐
早速クレバーパイプを紐で縛ります。
縛ったら早速、土の投入(クレバーパイプを埋める前に赤玉土を入れておく)
クレバーパイプ埋設
師匠からのアドバイス
この時、師匠が通り掛かって「全部同じ方向植えれば受け皿じゃない方に別な野菜を植えられるよ」とアドバイスを受けるもここまで埋めた後にやり直すのがしんどかったのでパス。(3本とも同じ方向に植えればスペース部分に他の野菜が植えられた。)
で、逆に「片側だけに種イモを密集させて大丈夫ですか?」と質問をすると同じ方に込み合っている方がまっすぐ伸びるよとの回答がありました。
で昨日掘り出した土に石が混じっているのでふるいに掛けながら土を上乗せ
クレバーパイプの受け皿部分から種イモまで赤玉土で繋がるようにします。(出てくる根、新しく出来るイモは無菌状態に近くするため)
案内棒の15cmまで埋まってきたので種イモ設置
置いた時点では芽が15cm部分より上に来るので土を掘って高さ調節
ほぼピッタリになりました。
更に上から土をかけて20cm部分まで被せていきます。
種イモを赤玉土で包んでいる感じで埋めていきます。
赤玉土で包めたら更に土を足して整地
結構きれいに出来上がったでしょ?
反対から見るとこんな感じ♪
かなり高い畝になっちゃいました。
最後の仕上げにジョウロで水やり
畝の右真ん中辺がひび割れしているのが分かります?
この後、師匠の畑を初めて訪問すると驚愕の事実が・・・
これは師匠の畑ではないがヒントが隠されている
ここだよ!
土を高く積んでるのが答え
ここまで本格的には出来ないので来週はブロック塀を買ってきて当家のヤマイモに囲いを作る予定(置くだけなので作るってわけではないが・・・)
PS・ちなみに師匠もこの畑の方も赤玉土や無菌の山土など一切使ってなかったです。 それでも毎年ちゃんと作れてるようです。
師匠は波板で栽培していますが、この畑の方は波板の他にパイプを使っていますが普通にビニールパイプで中に種イモを入れて作っているそうです。
なんでも新しいイモは根の部分に出来るが根ってのはあちこちに広がるからパイプに入らない可能性があるとも言っていました。
師匠のヤマイモの畝 2019.4.16
前回写真を撮り忘れてたので仕事帰りに撮ってきました。
かなりの高さになっているから掘り出す時や植える時も楽に出来る事は十分予想出来ます。(まさにでっかいプランター)
この後、師匠にいくつか質問をしました。
イサムちゃんのヤマイモの畝は、かなりの高畝になっているので横にブロックを積んで畝が壊れないようにしようと思ってると話したら「ヤマイモは下に伸びるんだから多少畝が壊れても問題ないよ」との返答
師匠の畝は上に敷き藁を乗せているけど何のためですか?
「乾燥しないようにだよ。 何でも良いから敷いた方がよいよ」と教えて頂きました。
ちなみに師匠もヤマイモに使っている土は普通に畑の土だそうです。
色んなサイトに書いてある「無菌の山土で赤土、または真さ土」ってなんだったのか・・・
来年は自分も畑の土(普通の土)で栽培にチャレンジします。
支柱立て 2019.5.11
他の野菜で忙しくてヤマイモを全然見ていなかったイサムちゃん。。
えっ! ええぇっ! いつの間にか芽が出てるっていうか茎葉(けいよう)まで伸びてる!
ヤバし! という事で急きょ支柱立てしてネットを張ることになりました。
つるの成長早すぎっす! 2019.5.22 夕方
この上まで伸びてます。
この支柱は2mの高さなので・・
今後足りるか心配です。
支柱が支えてないし。。2019.8.10
台風前日 2019.10.11
台風を意識しているのか縮んで見えますね
ヤマイモ収穫祭り! 2019.11.20
いよいよ収穫の時期がやってまいりました。
1本目のヤマイモが見えてきたのでクレバーパイプを取り出そうと反対側を掘ったら・・
掘り方は失敗したけど味は抜群でした♪
まとめ
春に植えた時期の記事に載せてありますが師匠に同じ方向で植えた方が良いと言われた時に面倒でも植えなおすべきでした。
ヤマイモは1つの種芋に対して1本出来ると思ってましたが何本も出来る事が判明
なので高価なクレバーパイプよりも波板で栽培した方が掘り出す時に扱いやすい事も判明
赤玉土<あかだまつち>(本当は真砂土<まさど>がベスト)でイモの周りを覆ったため病気にかからず無事に育てられました。