たまねぎ 栽培 2018年冬 収穫完了


※こちらに記載しているのは中性~晩成の玉ねぎの例です。

たまねぎを種から作った背景でございます。

いつもは苗を買ってきて植えていましたが、1本当たり5円以上するので大量に作るなら種から作った方が断然にお得です。

種類等によっても違いますが一粒1円ちょっとで購入出来ます。

※決して一粒単位で購入している訳ではありません。。

ml単位で袋で売っています。

今回使用した種は3mlなのでおおよそ360~370粒くらいで500円しなかったです。

以前は金額とか考えていませんでしたが家庭菜園仲間のじい様達の話を聞いていると効率よくお金を掛けないで楽しんでいるのでイサムちゃんも先輩方にならって経済的に頑張った次第です。(種から挑戦ってしたかったのもありますが・・・)

苗から植えるのであれ11月でも十分間に合いますが、今回は種からなので9月に種まき

と思ったら種まき前の画像が無い・・・・

なのでお絵かきで♪

種まき順序

 

  • 最初に苗床用(なえどこよう)の畝を作ります。(風に煽られないように低めでOK!)
  • 種をまくエリアにあらかじめ培養土を入れます
  • 太い支柱等の棒で種まきする箇所にまき溝(みぞ)を作る(ばらまきでも良いみたいだが植替え時を考えたら条播きの方が良いと思う<独断>)
  • 種をまく
  • 覆土(ふくど)をする(種が隠れるレベル) 出来れば乾いた土でふるいにかけてパラパラって感じでかけるとなお良し
  • 覆土(ふくど)したらたっぷり水を上げてくださいね(種が流れるほどたっぷりはダメよ)

こういうのですよ・ステンレスフィルターと呼ぶらしい

覆土が終わった状態がこちら(この画像はありましたぁ)

苗床  2018.9.16


この周りの白いのはオルトラン(虫よけ)

※ 土が乾燥すると発芽率が悪くなるので乾かないように十分注意

毎日畑に行ける人であればいつでも水撒きが出来ますが、イサムちゃんはサラリーマンだから一週間後にしか来れません。

なので。。 し・ん・ぶ・んしぃ~(ドラえもん風に大きな声で読んでください)

 

で、一か月後はこんな感じの良い苗になっています♪

2018.10.13

さらに一か月後

2018.11.7

無事に植付が完了しました。

ちなみに上のマルチが銀色なのは玉ねぎの中心にソラマメを植えているから
(ソラマメと玉ねぎの相性が良いってネットで書いてあったから)

植付のコツ

・苗がえんぴつ位の太さになってから

・苗が伸びすぎていたら30cmほどの長さで切ってしまう

※重要・風で煽られて苗がダメになるから

・ひげ(根)が伸びすぎていると植える際に邪魔になるから切っちゃおう!
(これは人によるけど、師匠などは長いひげをバケツに水につけてバターナイフで穴を作ってきれいにひげも植えています。)

・植付の幅は一般的に10㎝から15㎝らしいんだけど通常、マルチの穴の15cm間隔で穴が空いているから何も考えないで穴に差していけばOK

ちょっと待ったぁ!

土にそのまま苗を差し込んじゃダメだよ

・ちょっと太い棒で穴をあけて、その穴に差し込んでね

・入れる時は根っこの白い部分の半分が見えるくらいにしてね

このくらい白い部分が見えるようにして指で周りの土をギュッギュッって詰めて固定させてくださいまし

霜対策

12月に入ったら霜対策が必要になります。 苗を植えた時でも良いですが風で飛ばされちゃうので12月に入ってからが良いですね

マルチの穴のところが白くなっているのが判ります?

もみ殻でぇ~す♪

もみ殻の間に含まれている空気は断熱効果(だんねつこうか)があって、地面の熱を逃がさない&冷気が地面を冷やすのを防ぐにの役立ちます。

このもみ殻は近所のJAに行くと無料でもらえます。
(地域によってかもです。 但し自分で取らないとダメです。)

うちは母ちゃん(嫁)に毎年秋に取りに行ってもらっています。(JAは土日休みでイサムちゃんも土日休みで取りにいけないから<言い訳じゃないぞ!>)

※ もみ殻を入れる前にひとつまみの化成肥料(かせいひりょう)を必ずあげてね(1回目の追肥)

そして年があけて2月下旬~3月上旬 2回目に追肥を行ないます。

この×印の場所にスコップでマルチに穴をあけて化成肥料の投入します。

面倒くさかったらこんな感じでもOK!

イサムちゃんも最初は上のように穴をあけて肥料投入していたんだけどだんだん面倒臭くなってきちゃって後半は下のように一段おきに投入しました。

ちなみに我が家の2回目追肥は2019.2.24に完了しました。

追肥(ついひ)

  • 1回目 12月 少な目に一握り
  • 2回目 2月  追肥はしっかりあげる

玉ねぎは寒い間は成長が止まるから肥料をあげても無駄になるだけで、あたたかくなってきたら肥料をあげて育ってもらおうって事だよ

追肥はこれで終了! これ以降は一切あげちゃダメ!

後半に肥料(特にチッソ成分)が効きすぎると球の品質が悪くなっちゃうし、貯蔵性も落ちちゃうからね

成長過程 2019.2.12

成長過程 2019.3.9

いっきに大きくなりました♪ 2019.4.21

 

収穫の目安

玉ねぎは収穫にベストな時期になると葉がどんどん倒れていきます。
秋まきの玉ねぎの場合は全ての葉が倒れたら収穫の目安!

収穫の留意点(りゅういてん) 気を付けること

葉が倒れたからといってすぐに収穫しちゃダメ!
葉が倒れたあとも一定期間は食用とする球の部分は肥大化を続けます。
目安は葉が倒れてから1週間後です。

※但し梅雨入りしそうなら早めに収穫するのもやむなし

春まきの玉ねぎの場合は7割程度の葉が倒れたら収穫の目安!

収穫時期到来 2019.5.22

前日の5月21日は埼玉県では降水量70mmの雨が降りました。

翌日の5月22日 午前7時

5月22日午後7時

7割がた葉が倒れているので週末の5月25日~26日に収穫予定です。

収穫開始 2019.5.25

収穫前の状況

一気に抜いていきます。

抜き終わりました。

ここで事件のお知らせです。

ちょっと腐っているのと白いカビのような物が付いている玉ねぎがあります。

抜いた玉ねぎはすぐにひげ(根)を切ります。

根を切り落としておくと乾燥が早くなります。

葉の部分は10~15cmの長さで切ります。

葉を残すのは萌芽葉(ほうがよう)が出ないようにするためです。

※ 萌芽葉(ほうがよう)って新しい芽の事です。

残念ながら線から左側は傷んでる玉ねぎ

今回で3回目の玉ねぎ栽培ですが、こんなに傷んでる玉ねぎが出たのは初めて・・

このまま丸一日放置(天日干し)

玉ねぎの保存 2019.526

翌日、収穫後の畝の雑草や茎葉を取り除き、きれいにしました。

茎葉(けいよう)を残ってると病害虫やウイルス病の発生につながるので要注意です。

なんだかんだで2時間くらい掛かりました。(お茶のみ込み)

我が家に持って帰った玉ねぎはすぐに干します。

家の裏にも

これで今年の玉ねぎ栽培は終了!

次回は9月に2019年バージョンで種まきから始めます。