ソラマメ 栽培 2018年秋 収穫完了


こちらの植付時期は種まきの時期になります。

ソラマメの特徴

・ソラマメ栽培で最も気をつけなくてはならないのはアブラムシ
・発芽や植えつけ後にアブラムシ防除用の農薬を適切に使用
・畝にはシルバーマルチをするのがベター
・アルミ蒸着テープを畝にそって2~3段に張るのも効果アリ
・小さい苗の時期は耐寒性が強い
・植物体が大きくなってからの低温には弱く、軽い霜でも障害が出る場合があり
・越冬する時の本葉数が5枚以上になると耐寒性が弱くなるので寒害を受けやすくなる。
・連作は出来ない 最低3~4年は空ける
ソラマメはタネまき直後に、鳥による食害が多い

土づくり

種まき一週間前の畝の様子 2018.10.6

牛糞・腐葉土・米ぬかを混ぜ込んであります。

種まき 2018.10.13

畝にマルチを張って穴をあけた状況です。

種を植えて上にもみ殻を被せています。

画像はありませんが種を植える際にはおはぐろ部分を下にして埋め込みます。(頭がちょっと出る感じに)

って画像がないと分からないから、またまたイメージ図を作成

こんな感じで頭をちょっと出してね

芽が出てきました。 2018.10.22


見えないかな?  芽が出てるんだけど・・・

では、これならどう?

たねから芽が出ているのが良く分かるでしょ

ポツポツと芽が出てきました。 2018.10.26

さらに二日後 2018.10.28

 

種まきから1か月後 2018.11.11

ソラマメの周りに細い糸みたいのが見えるかな!?

これは玉ねぎだよ

本当かどうかは分からないけど、油虫対策に玉ねぎを混植すると良いってネットで書いてあったので試しで植えてみました。

2018.11.19

2018.12.28

ソラマメの右側の草は大麦でござる

なぜ大麦を植えたかと言うと勿論ネットで調べたところ大麦はバンカープランツとして役立つとの事

大麦にはムギクビレ油虫という種類のアブラムシが発生するらしくムギクビレ油虫は麦類にしかつかない(ソラマメには行かない)そうです。

で、そのムギクビレ油虫が増えると益虫のテントウムシ(アブラムシを食べてくれる)が大麦に溜まるそうです。

溜まる=バンカー(銀行だよん)

なのでアブラムシ対策の大麦でござる

※12月中にやらなくちゃいけないのがソラマメの主枝摘芯

これってスイカを育てた事がある人なら分かると思うけど主枝に栄養が偏るんじゃないかな(主枝が15センチぐらいになったら摘芯)

で、年を越えて

2019.2.12

追肥をしました。 2019.2.24

と言っても化成肥料を上からばら撒いただけ・・

2019.3.27

ソラマメを初めて育てたけど、こんなにきれいな花が咲くんじゃ毎年育てたくなっちゃいます。

倒伏対策 2019.4.6

結構ソラマメが倒れてきているのが分かりますか?

なので支柱を8本立てて

紐で倒伏防止対策

で、一回り半で・・・

紐が無くなっちゃったので・・

4月6日の作業はすべて終了!

対策完了 2019.4.7

 

第3のアブラムシ対策

秘密兵器登場!  今回で2回目になる(1回目は画像を撮るのを忘れた)

これは木酢液と焼酎(とうがらし入り)を薄めた液体です。

この木酢液を水スプレーで滴るくらいに吹き付けます。

何のためって!?

もちろんアブラムシ対策でございます。

根本的にアブラムシを駆除出来る訳ではありませんが農薬を使うのはイサムちゃんにはちょっと怖いので駆除というよりは虫よけくらいの感じですかね

で、スプレーを掛けていると・・・

いましたぁ!

我々ファーマーのヒーロー! テントウムシ様が!

テントウムシってアブラムシを食べてくれるのでわざわざ買う人もいるそうです。
今年は畑でよくテントウムシを見かけます。

※ アブラムシ対策

  1. シルバーマルチ
  2. 大麦
  3. 今回の木酢液

2019.4.20

大きいものでは1mを超える株も出てきております。

ソラマメ 収穫時期

ソラマメの収穫時期は3日間! とネットで書かれています。

開花後35~40日がベストとも・・

ということは3月27日には結構花が咲いていたのでイサムちゃんの畑の場合は5月1日が35日目辺りになります。

整枝(せいし) 2019.5.2

枝が伸びすぎてます。

長いのになると1m30~40cm

あまりにボウボウなので整枝(せいし)

バシバシ切っていきます。

穂先を切ることで栄養が実にいきますように祈りながらカット!

カットが終わったら木酢液をふりかけます。

結構大変なんですよぉ

しっかり実が大きくなってきました。

この日に試しに少し収穫をして持って帰りましたが実はスカスカでエダマメよりも小さい実でした。

花芽がついてから35~40日というのはあくまでも目安なのでサヤが下を向いてから収穫が良いみたいです。

 

収穫の目安

  • 上向きのサヤが下に下がってくる
  • 背中部分が黒くなる
  • 全体の色が濃くなる
  • うぶ毛がなくなる光沢が出始める

収穫方法は手でもぎ取ったりせずにハサミで優しく(実の根元付近から切り取って)収穫しましょう

収穫時期到来 2019.5.22

葉の色がだいぶ褪せてきました。 この日はお仕事なので土曜日に収穫します。

いざ収穫 2019.525

畝の半分まで収穫しました。

ここまでの収穫はこんな感じです。

右側の黒いのは来年の種取り用です。

この日の最高気温は34℃ 結構暑いです。

収穫しては株を抜いていきます。

収穫終了!

取れたのはこれだけでした。

で、中身はこれだけ・・・

ちょいちょい取ってましたが、あれだけの株から取れたのがこれだけとは情けない限りです。

収穫している時に

師匠「あまり取れなかったでしょ?」
イサムちゃん「これしか取れなかったです。」
師匠「整枝をする時に3本くらいにしないとだよ!」

イサムちゃん ( ̄□ ̄;)ガーン

アブラムシ対策は一生懸命やっていましたが、茎や葉っぱが多すぎて栄養がそっちに取られていたようです。
今回の失敗を次回に生かせるよう頑張らないとですね

 

来年用の種をとりたい場合

種を取る株は収穫せずに放っておくと実がやがて黒くなってきます。

葉が枯れ茎も黒くなってくるころに豆の鞘がはじけるようになってきたら収穫して鞘から豆を取り出して天日乾燥させたら来年用の種になります。