大玉トマト 育て方

大玉トマトの特徴

野菜には、栄養成長と生殖成長という2つの成長があります。

栄養成長:茎・葉・根の栄養器官を大きくする
生殖成長:花が咲き果実を実らせる

トマトにも栄養成長と生殖成長がありますがトマトの場合、栄養生長か生殖生長のどちらかに傾くことが多いのです。

注意点

トマトは肥料に敏感に反応しますので、生育具合をよく観察し、少しずつ肥料を与えます。
追肥は第1花房が確実に着果、肥大するのを確認してから与えます。

着果以前に与えると窒素肥料が効きすぎて窒素過多の症状を起こし、着果が悪くなり最悪「芯止まり症状」も発生します。
与えるのが遅すぎると、生育が弱く、着果、肥大が悪くなりますので、適期に追肥することが大切です。

定植時期

第1花房が1~2花咲いた頃に行います。
花房は同じ方向に発生するので、第1花房を通路側に向けて定植すると、第2花房以降の収穫が楽になります。

第1花房を必ず着果させることで栄養生長と生殖生長のバランスを取ることが出来ます。

わき芽整理

基本的には3~5センチの長さになる前に行うようにします。
(長く伸びてから芽かきを行うと、ストレスが大きい)
但し窒素過多などで茎の太さが1~1.2cmより太くなりそうな場合は栄養成長に傾いているので
脇芽で調整を行ないます。(極端に茎が太くなった場合はその下の脇芽を伸ばしこれを主枝に切り替えます。)

施肥

トマトは栽培期間の長い野菜なので、全期間にわたって適切な肥料量を補うことが大切です。

基肥(元肥)は他の果菜類より少なめ、むしろ無いくらいで良い
(前作の肥料がどのくらい残っているか分からないため、元肥で与えた肥料によっては肥料過多によって生理障害を起こす)

肥料に成長に合わせた追肥

追肥時期は、1回目は1段目の果実がピンポン球くらいの大きさになったとき
2回目以降は、3段目、5段目と奇数段の花が咲いたころ
追肥量は、化成肥料を1株当たり一握り(約30g リン酸・カリウム多めチッソが少ない方が良い)株元から20cmほど離して溝肥か穴肥で施します。

成長に合わせた摘果

摘果は果実がピンポン球程度の大きさになったときに行います。
1、2段目は3果、それ以降は4果を目安に残すようにします。
果実を付けすぎると生殖成長へ生育が傾き、株が弱ります。

収穫が終わった段より下の葉は不要なので、随時除去します。
収穫終了予定の段(手の届く高さまたは支柱の高さなど)に蕾が見えたら摘芯をします。
摘芯は一番上の蕾の上に葉を1~2枚付けた状態で主茎を切ります。
また、わき芽を全て取ってしまうと生育が悪くなるので、主茎の先端に1~2個わき芽を残すようにします。