トウモロコシ栽培 2022年度版

トウモロコシ種まき  2022.1.29

品種は評判が良かった去年と同じゴールドラッシュです。

タッパにクッキングペーパーを敷いて水に浸した上に種を置き、その上にクッキングペーパーを被せてタッパの蓋をしてからコタツで温めます。

発芽 2022.2.2

トウモロコシは他の野菜(トマト・ナス等)に比べて芽が出るのが早く、種まきから3日で発芽しています。

セルトレイへの移植 2022.2.3 

発芽をしたらすぐに土に植えます。

セルトレイの土に割りばしで穴を空けて根が下にくるように種を入れたら上から土を被せます。

移植が終わったら育苗棚へ入れて完了

育苗過程 種まきから10日後 2022.2.9

毎朝水やりを行ないますが、水を掛ける時はペットボトルの蓋に穴を空けたもので丁寧にあげましょう

水の勢いや量が多いと土が流れてしまいます。

 育苗過程 種まきから18日後 2022.2.15

育苗過程 種まきから24日後 2022.2.21 

土づくり 2022.3.6

育苗している間に土づくりを行ないましょう

一番最初に行うのはスコップによる天地返しです。 スコップの深さに箇所まで空気を入れるためです。

天地返しした土を砕いていきます。

途中経過

鍬入れ完了

使用する鍬は三本鍬ではなく最初から平鍬で細かく砕くように鍬入れをしましょう

肥料投入

  • 牛ふん
  • 鶏ふん
  • 有機石灰
  • ようりん
  • 米ぬか

混ぜ込み完了

整地

下準備

下準備2

マルチ張り

マルチ張り2

定植 2022.3.15

定植前の苗はこちら↓

30cm間隔でマルチに穴をあけていきます。

穴あけ2

植付け

ビニールトンネル張り

トウモロコシ栽培では霜に注意!

霜にやられました。。 2022.3.29

3.22・3.23の早朝は気温が0度まで下がり霜がおりた影響で何本かの苗が枯れてしまいました。

トウモロコシは5度以下の環境にさらされると枯れるようなので本来ならビニールトンネルだけではなく苗に不織布のベタ掛けもすべきでした。 (;^_^A

立ち直り不可能!? 2022.4.6

トウモロコシ・予備苗の植替え 2022.4.13

根本から枯れてしまったので予備でそだててたトウモロコシに植替えを行ないました。

順調に成長しています。 2022.4.18

トンネルの天井に届きそうですが、ギリギリまでトンネルで育てたいので我慢。。

トンネルの天井に当たってます。 2022.4.28

畑仲間からトウモロコシが天井に当たって可哀相だよと連絡があり出勤前に覗くと頭が曲がっている状態です。

トンネルを外している時間が無いのであと1日辛抱してもらいます。 (;^_^A

トンネルからの解放 2022.4.29

1日待たせてしまいましたがトンネルを外しました。

頭が曲がってる!?

マルチ剥がし&追肥&土寄せ 2022.5.4

トンネルで押さえられて曲がっていた頭がだいぶ真っすぐになってきました。

追肥&土寄せのためマルチを剥がします。

マルチを剥がしたら8:8:8の化成肥料をトウモロコシの周り撒きます。

撒き漏れがないよう万遍なく

万遍なく

追肥を終えたら土寄せ

この土寄せが今回の肝です。

今年はハクビシン避けにネットを張るのでこれ以降は簡単にトウモロコシの畝に入れないので土を多めに盛って苗の周りを踏み固めて倒錯防止を行ないます。

ハクビシン避けのネット張り  2022.5.5

昨年は100本以上育てたトウモロコシの半分以上ハクビシンによる食害で食べれなかったので今回は本格的にネットを張ります。

 

防獣ネット

クロスバンド このクロスバンドがあれば支柱を十字に固定出来て、しっかりと安定します。

支柱

樹脂ポール

1)支柱を立てる

支柱を立てた後に横の支柱で補強をします。(この時にクロスバンド使用) ネットの幅に収まるようネットを掛けて高さを決めます。

ネットの張り具合を見ながら高さ調整をするのでネット上部を留めるよりも先に地面を固定させます。

樹脂ポールの包む形でネットを巻いてからシート抑えピンで固定します。

かど部分は両側をキッチリ止めます。

ネットの張り具合を見ながら順次進めていきます。

上部をPPひもで固定していきます。(この日は5月5日なので畑仲間から差し入れがあったので柏餅を食べながら)

PPひもで一周固定したらネット張りは完了

ネットの固定に合わせて支柱の重なっている部分も巻きます。

ネットの余った部分は支柱で留めておきます。(立てておく事で汚れ防止)

外周はこんな感じになります。

全体像はこちら

成長してます。 2022.5.15

前回ネットを張ったときより10cm以上伸びて雌花も出ていますが、雌花も出始めています。

雌花が大きくなってきました。 2022.5.17

ちなみに雌花の固まりを雌穂(しすい)と呼ぶそうです。

雌穂(しすい)の先にあるヒゲの数だけ実がつきます。 (ヒゲ1本に対して実が1つ)

このヒゲに雄花の花粉がつく事で受粉します。

雄花の固まりのことを雄穂(ゆうすい)と呼びます。